桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

JRK817系1100番台の製作その1

ブログの前の記事を参照してみたら、JNMAで購入した817系の製作報告をまったくしていないことに気がつきました。
そして、すでに手元にはデカール貼りが完了した同車があるという…


そ、そんなわけで817系製作記の第一回ですよ!!
組立工程はナシですが。。。

組み立てに関してはほとんどイジる部分はありません。キットの生産時にどうしても出てしまうバリや引け(こちらはスカート部に顕著)を修正して、ストレートに組み上げます。
実車が身近だとまた「資料集めに行かなくては!!」と強迫観念にとらわれてしまうのですが(笑)、今回は遠く九州の車なのでサクサクと組んでいけます。いやはや…

今回の塗装の"肝"は「シルバーの使い分け」です。東急のステンレスカーですでに手を出している領域ではあるのですが、今回は特に「側面にシルバー以外の色がない」という車両ですのでシルバーを使い分けることで金属の素材・質感の違いを表現し、側面にアクセントをつけようというスタンスでいきます。

20091202010852.jpg車体にまずMr.カラーのSM04「スーパーステンレス」を吹き、乗務員扉と客用扉をマスキングゾルでマスキングします(マスキングはテープでも構わないのですが、私としてはゾルの方がやりやすいので…)。

ゾルが乾いた後から、GM14番とガイアカラーNo.1001「ライトステンレスシルバー」を大体1:1くらいで混ぜた塗料を吹き付けます。実物の車体がアルミ合金であるため、かなり明るめかつ白めのシルバーを吹く必要があるのですが、私は一回白くなりすぎたため調合をやり直しています。。。

前面はガイアカラーのNo.22「セミグロスブラック」を吹いた後、マスキングテープでマスキングし、車体と同じ調合をしたシルバーを吹いています。

20091202011111.jpgこの車両の面白いところは屋根もシルバーであるという点でしょうか。
肩の平らな部分は上述のセミグロスブラックで塗装、マスキングの後にGM8番を吹きました。

パンタ回りの交流機器には後々色差しが必要でしょう。

また、先頭寄りにモールドされているアンテナ類は塗装前に撤去し、後々KATOのAssyパーツを持ってくるつもりでいます。




20091202011235.jpgというわけで車体に屋根をはめ込んで一旦形にしてみました。

これだけで3種類のシルバーが使われていると思うとニヤニヤしてしまいます。いや、自己満足の世界ではあるのですが(苦笑

この後屋根に載せるクーラーもまた違うシルバーで塗装予定ですからこの車両だけで4種類のシルバーが使われることになりますね。今までステンレス車も結構作りましたがこれは初めての状況です(笑)


そんなわけで今回はここまで。次回はデカール貼りの話です。

コメント

コメントを書く