桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

第46回池田町ワイン祭りへ!(2019年10月6日)
記事の時系列は前後するのですが、10月最初の週末に北海道に行ってきました。

軽率に北海道に行き過ぎて「またか」と言われそうな状態ですが、前回の渡道は2018年の7月…という訳で意外にも1年以上間を空けての北海道行きでした。

旅の3日目の目的地は十勝平野の真ん中あたり、帯広の西側に位置する池田町。
「十勝ワイン」で有名な同町ですが、ここで毎年開かれているのが「池田町ワイン祭り」。
ロッピーなどで発売されるチケットを購入しての参加ですので賛否は分かれるかもしれないのですが、これだけの規模となると有料イベントの方が安心して楽しめるというものです。


十勝ワインのトカップ赤・白、町民用ロゼ、葡萄ジュースが飲み放題、道産牛のバーベキュー食べ放題、数量限定ながら「牛の丸焼き」にまでありつけます。

上記以外にも、出店でメンチカツやらポテトフライ(当然道産)やらアイスクリームやらが売られており、腹の容量がいくらあっても全然足りません。

そしてアルコールで思考能力が落ちて来たあたりでワイン売り場に行くのがミソ。
出店なのにしっかり地方発送までやってくれます。飲んで美味しかったやつも、飲めてないやつもひといきに購入して送ってしまえば、家でもワイン祭りの続きが出来ます(笑


チケットは全て完売、とアナウンスが流れていましたが凄い人数の行列になっていました。
行列が延びすぎて入場開始後30分くらいしても会場に入れず、その間に会場の方からは大きな「かんぱーい!」の声が。
一滴も飲んでないのにこれは悔しい。かなりの人数が置いてきぼりだったんじゃないでしょうか。
全員入場まで待てないまでも、せめて並んでる人にもワインを配って欲しかったところです(笑


さてさて、このワイン祭りに合わせて運転されるのが通称(?)「ワイン祭り臨」。
帯広8:56発⇒池田9:30着と池田15:12発⇒帯広15:45の1往復が運転されます。


帯広駅の表示はシンプルに「臨時・池田」。

今年のワイン祭り臨はキハ40-1749+1752+1758の3両編成で、まさかの両端タラコ。これは敢えて調整された編成だったのか、偶然だったのか…
(帯広までの送り込み回送は滝川方にキハ40-1723を付けた4両編成だったようです。)


▲幕別駅で定期上り列車との交換で3番線に入線。なぜ3番線…?

先頭タラコで臨時幕、となると祭りに参加する前からお腹いっぱいなくらい。
この日は天候も良く、沿線撮影に行かれた方がちょっと羨ましいくらいです(笑

混み具合はというと、ほぼ全席着席+デッキに若干の立ち客という状態で結構いい乗車率だったんではないでしょうか。
所要30分とはいえ立ち客満載の状態では祭りへ向かう気分もお互いに削がれるというもの。
3両編成という構成は意外といい塩梅なのかもしれません。

早い時間の定期列車で向かって行列の先頭に並ぶパターン、前後の特急で来るパターン、バスツアーなどそこそこ選択肢があり、いい具合にバラけるのかもしれませんね。

…早くに行って行列に並んで先頭集団で入るという選択肢もありましたが、臨時普通と言われたら乗りたいじゃないですか(笑



池田駅に着いた臨時列車は、下りの折返しとなる15:12まで池田駅で留置されっぱなしでした。
下り臨時は到着後早々、2番線のホームの無い位置まで移動して留置。
折返しの時間が近くなってから再度ホームに据え付けられたようです。

2枚目の行列の写真にもちょっと見切れています(笑

帰りは上り臨時列車に乗っていては間に合わないので、15:02発スーパーおおぞら8号にて離脱し一気に新千歳空港へと向かったのでした。
新得を出ですぐにシカを撥ね、南千歳に20分近く延着するというオマケ付きでした。

そんな訳で「10月"1回目の"渡道」は無事に終了したのでした。


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