桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

北陸私鉄巡り~2023夏~その2
夏の北陸遠征2箇所目の訪問地は北陸鉄道浅野川線でした。
福井鉄道で時間を取ってしまったのと、当日は井の頭線ブルーグリーン色に復刻された8801Fが運用に入っていないようだったため、夕方前の限られた時間での訪問になりました。


▲日比谷線色のままの03-134編成も金沢駅でお休み中でした
そんな訳でこの日はオレンジ帯の03系のみが運用に入っている状態でしたので、途中下車はせず一気に内灘駅を目指しました。



8801Fは車庫の裏手側に留置されていました。
日没直前のド逆光な状態でしたが、なんとか撮影。庫の中に入っておらず、外に留置されていただけでも御の字でしょう。

毎回思うのですが、内灘駅の規模感はかなり大好物です。
客扱いを行うホームと隣接の車庫/工場。曲線と分岐で本線から扇形に拡がっていくのもなんとも言えません。

一昔前なら単行電車がゴロゴロしていたでしょうし、大手私鉄からの譲渡・改造車が入ってきて2両編成になって…モジュールを作れば模型でも車両更新をしていくことが出来て楽しい想像が止まりません。毎度妄想を広げるばかりですが…


内灘駅の留置線の一番奥には8902Fが押し込まれていました。
方向幕も抜かれ、もうお役御免ですね。片引戸の1次車が先に離脱するのではと思いましたが、意外にも1次車の方が最後まで残る結果になりました。色々な兼ね合いでそうなったのだとは想像するものの、とかく趣味者にとってはありがたい限りです。
(色々大変な状況で生き残らせた上に復刻カラーをやってくれているということで、頭が下がる思いです)





内灘駅観察を終えたら、1駅分だけ歩き粟ヶ崎駅へ。
有名撮影地である鉄橋を渡ってくる下り列車をホーム端から1枚。ホームも狭いですしキャパも少なく、平常時に来るだけにとどめた方が良いですね。。

そんな訳でこのあたりでいかに日が長くなった夏とはいえ日没を迎え、1日目の撮影終了となりました。列車を待ち金沢駅に戻ってきた頃には既に真っ暗。
最高気温38度と暑すぎる日中に摂取して歩き回るのは危険と、我慢していたビールをやっと摂取できたのでした(笑

~おまけ?~

▲2022年撮影 @三ツ屋駅

実はアイボリーホワイトに復刻された8802Fも見に行っていました。
京王時代にはなかった濃いオレンジ色の北鉄カラーも良かったのですが、東京西側民としてはやはりこのアイボリーホワイトやブルーグリーンのカラーを見ると懐かしくて落ち着きますね。

最近は大手私鉄からの譲渡車第一世代も次々と置き換えが進み、引退前に往時の姿にリバイバルされることが多くなりありがたい限りです。一旦出物が出てくると各社で近い時期に置き換えが進むため、追いかけるのはなかなか大変になってしまいますが…(全部追っかけている人は時間・財力ともに本当に凄い。。)


そんな訳でここ数年で訪問回数が増えた北陸鉄道で見るべきものを抑えられたため、2日目の主戦地となる富山へ移動し一泊。翌日に備えたのでした。

~つづく~


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