桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

九州旅行~2019夏~その3


鹿児島中央駅からつばめ338号に揺られること約1時間、泊地である熊本駅にようやく到着。
10年ぶりに熊本に降り立ちましたが、駅舎の変わりように驚くばかり。お洒落な外観になって駅構内も広々として使いやすいですね。
ここまで大々的に区画整理までして再構築したのですから、富山みたく路面電車を高架真下まで引き込めば良かったのに…と思ったのはここだけの話。
前回は2009年でしたので在来線は当然地上線、高架化工事真っ只中で雑然としていました。
時間に制約があった中でバタバタと熊本まで来たため写真を全く残していなかったのが悔やまれます。
熊本では本来の所用が待っているわけですが、その前後で熊本市電の撮影を敢行。


▲1200型1205号車

▲1350型1353号車

▲1200型1204号車

▲1090型1093号車

▲1090型1096号車

▲1090型1095号車と1350型1356号車

▲8500型8502号車

▲8500型8501号車

▲8500型8504号車

熊本市電の撮影はほぼ初めてという事もあって新鮮そのもの。
勿論低床車も走ってはいますが、腰ライト・板張り床と「路面電車のイメージそのもの」な1200型などがまだまだ大量に走っていて趣味的には非常に嬉しいですね。

旧型車のみならず、札幌市電8500形に似ている8500型も気になる存在です。
調べて見ると熊本市電8500型が1985年の改造、札幌市電も同じ1985年新製投入ですから同い年という訳です。
似たような見た目ですがそれぞれの製造会社を見てみると別の会社が作っているのも興味深いところ。
1982年 熊本電鉄8200型(新製)・・・日本車両
1985年 熊本電鉄8500型(改造)・・・アルナ工機
1985年 札幌市電8500形(新製)・・・川崎重工

「軽快電車」として同じテイストの車両が各地に投入されていた訳ですが、メーカーの違いを探してみるのも楽しみのひとつかもしれません。
もうそろそろ40年選手も見えてくるこの世代の車両も、じっくり観察できる時にしておかないと気が付けば絶滅危惧種になってしまうかもしれませんね。

また、訪問日に熊本市内の公共交通機関を無料にする社会実験が行われていたこと、サクラマチクマモト開業日に重なったこともあってか路面電車もバスも若い人が多数乗っていたのも印象的でした。
非常に活気溢れる街で熊本城を含め改めて訪問してみたい都市にランクインです。
※今回は(いつも通り?)観光ゼロで路面電車その他を追い掛け回してるだけでした。

熊本市電をひとしきり追い掛けた後は、熊本電鉄の方へ転戦します。

~つづく~

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