桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

九州旅行~2019夏~その4
間を空けてしまったのですが九州紀行もあと2回。
もう少しだけお付き合いいただければ幸いです。

さて、この時の旅行最終日午前中は熊本に居る事が出来る最後のチャンスでしたので、熊本電鉄を訪問。



10年前は元・東急5000系が活躍していた菊池線、2019年4月から営業投入された元・東京メトロ03系に遭遇する事ができました。

北熊本では元・都営6000形の藤崎線御代志行きと接続。
様々なカラーリングの揃う6000形の中でも、原色に近い6111A編成と並んでくれました。


反対側を振り向けば元・南海22000系の200形と5000形が縦列で留置されていました。
訪問が2019年9月ですので、この時点で引退から約1ヶ月半。まだまだ綺麗な状態でした。

ネットやSNSを見ていると2019年12月に解体されてしまったようです。
元南海車なのにどことなく西鉄顔、と不思議な200形でしたが最後の最後で実物を見られたのはタイミングが良かったと思います。



北熊本を離脱した後は黒髪町~藤崎宮前に存在する併用軌道区間へ。有名どころではありますが、やはり一度はここで撮影してみたいもの。

時間も限られていたのでくまモン列車となっている6221ef編成の往復を撮影して離脱。
自動車の通行帯はアスファルト、線路はバラストと分けられてはいるもののフラットな路面で20m車がゴロゴロと転がってくるのはなかなかの迫力です。

福井鉄道の200形が現役時代は似たような迫力がありましたが、同じ2両でも20m車が走って来るのは迫力が違いますね。
それにしてもこの区間、走って来るのは今や6000形・01形・03形となんの因果か全て元・地下鉄車。新車投入が難しい地方私鉄で元・地下鉄車や地下鉄乗入車が活躍するのは今や普遍的な光景ですが、併用軌道区間まで走るというのはかなり稀有な姿ですね。


それにしてもこの区間、非常に小レイアウトとかジオラマ向きな風景です。
2両編成がゴロゴロと走り、その脇には商店や住宅が立ち並ぶ。そして架線柱が木製のままだったり、専用軌道との境には踏切(しかも電鈴式!)。

車庫のある来た熊本駅や駅ビルの1階に取り込まれている藤崎宮前駅など模型的に面白い要素が詰まっていて魅力的な路線です。

<おまけ?>
さて、この後は藤崎宮前近くのバス停からバスで熊本駅前まで帰還…とその前に。


藤崎宮前駅からバス停に向かって歩いている途中で何やら看板を見つけまして、寄り道。
熊本名物の「いきなり団子」のお店となれば寄らないという選択肢はありません!

帰って来てから調べて見るとこの「いきなりや わたなべ」さん、午前中に売り切れてしまう事もあるとか。
この時はちょうど昼前だったので、数個ずつ味も選べる状態でした。

ここは一番スタンダードなものを選びまして…

バス待ちの間に早速食してみました。
粒あん・サツマイモを小麦生地で包んだ団子でこれは美味い。腹持ちもいいので撮影の合間に減った小腹が幸福で満たされます。

私が購入した後にも次々とお客さんが入っていましたので、午前中で売り切れるという人気さもうなずけるものがあります。
様々なお店があるようなので、熊本訪問の際はぜひ。


~つづく~

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