桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

Shu*kura乗車と新潟旅行~2023秋~その2
10月の新潟旅行の続編です。
いよいよ6年ぶりに越乃Shu*kuraに乗車します。


▲十日町駅のホーム外れで待機するShu*kura編成

6年前の乗車時は乗り換え時間も短く、到着時には既にホームに据え付けられた状態だったと記憶しているのですが、越後湯沢から来ると乗り継ぎ時間が50分ほどとなるため(13:59着→14:49発)、留置されたホーム端からの小移動も見ることができました。
一旦駅の外に出ることも選択肢ですが、折角なのでホームで据え付けを待ちます。


列車が据え付けられると乗客は車内に吸い込まれて行き、意外と落ち着いて撮影することができました。既にこの時点で空はどん曇り、雨もパラパラ降って来て屋外にいるにはコンディションがどんどん悪くなっていきます。



とはいえまたとない機会ですので、待ち時間を使って明るい内に資料収集も兼ねあちこち撮っておきます。
この時期の列車だと十日町を発車した後は暗くなっていく一方で、各部をのぞき込むのもなかなか難しくなって来るのが苦しいところですね。
とりあえずキハ40-552の銘板はシャン新の通り3枚なので、国鉄仕様を種車にするなら1枚増やす必要があります。



時期が良いと日没を見ることが出来る青海川駅到着時点では既にほぼ日没な上に、折から接近していた低気圧のおかげて暴風雨に近いような状況。雨も降ってきてなかなか激しい状況でした。
久々に(全然軽いレベルでしょうが)荒れる日本海を見たような気がします。


▲2017年乗車時、柏崎駅改札前の表示器

▲今回2023年乗車時の柏崎駅改札前表示器

順番は前後しますが、青海川駅到着前の長時間停車駅である柏崎。
6年前の乗車時には3色LEDだった表示器がフルカラー/白色LEDに更新されて見やすくなるとともに、「越乃Shu*kura」の表示はパワーアップを遂げてしました。

そして直前に発車する快速は新井行→直江津行きと地味に運行区間が短縮されていますね。。



そんな訳で毎度のことながら4時間の乗車時間もあっという間に過ぎ、18:38上越妙高着。
いつもであればここから新幹線→長野駅ダッシュ乗換→最終しなの号と、しこたま飲んだ後に厳しい行程で帰らなければならないのですが、この日は上越妙高泊ということで心のゆとりが違います(笑

やはり旨い酒を飲んだ後はゆったりと過ごしたいところですね。





ちなみに、この日の食事はこのような感じです。
時期・行路によってメニューが変わるので、どの時期に乗るかというのもなかなか悩ましいポイントです。

また、日本酒が提供される一方で2号車の売店では新潟限定ビール「風味爽快ニシテ」をタップから注いで提供してくれます。そりゃ飲まないわけにはいかないよね、ということでテーブルの上がとんでもないことになって行きます。

この日ふるまわれたお酒は上越市の頚城酒造さんで仕込まれた純米大吟醸「越路乃紅梅」。
スッキリとしつつ華やかな味わいで、スルスルと入っていくとんでもないお酒でした。
ちなみに、2号車の売店でこのお酒を売っており720mlで5,500円というお値段の方もとんでもないお酒です。現金なもんですが、そりゃあ美味いはずだ…
越路乃紅梅は純米大吟醸以外にも色々種類があるので、また試してみたいと思います…というのは翌日の行程への伏線ということで。

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JR東日本区間を走るキハ40系も意外と貴重になってきてしまいました。6年前はまだまだあちこちで走っていましたが、GVが出てきてから一気にいなくなった気がします。
Shu*kuraを除くと風っこ、くまげら、くらいでしょうか。

新型の「乗って楽しい列車」も登場しつつある中で、Shu*kuraも来年でデビューから10年が経過します。何かイベントが行われないかなと楽しみな一方で、JR東日本内に同形式がいなくなりつつあるということで、いつまで国鉄形に揺られながら美味しい地酒をいただけるこの列車が続くのか、心配な部分もあります。
ぜひ新型で置き換えて、美味しい新潟の地酒を提供し続けてほしいものです。

GVと言わず、次はキハ110改でもぜひ!
DMF14HZAの振動と音を楽しみながら…良い酒が飲めそうです(笑

~つづく~

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