桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

上田交通5200系製作記~その12
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初っ端からなんぞこれ!?という状態の写真から。

前回記事で完成した型に光硬化パテを塗りこんでいっている最中の写真です。

この光硬化パテは光を数分照射することで効果するスグレモノなのですが、通常のパテのような厚さで盛ると「光が通らなくて中まで固まりきらない」という結果となります。

これを防ぐため、ミルフィーユのごとく3回に分けて光硬化パテを盛りつけていきました。


数分程度で固まりますので、ある程度光に当てたら型からすぐに外せます。
(実際は作業時間の都合上丸一日おいてしまいましたが…)

最も欲しい部分≒最も複雑な部分が折れないように慎重に型から外すと…

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無事にコピー完了です!!
ここまで綺麗にできるとは正直想定外。

電動発電機だけ流用して他はダメかな…などと思っていましたが、これはMc車の床下全体に渡って使えそうです。


そんなわけで、鉄コレ動力に合うように削り込むこと2時間…

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ついに床下への装着が完了しました。

やはりMc車の床下はギュウギュウにつまっててこそナンボです(笑
特徴的な電動発電機が中央にデン、と居座る様子は5000/5200系らしさを強調してくれてイイ感じですね。

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そんなわけでさっそく床下を塗装、車体と仮合わせしてみました。
お馴染みGM10番で塗った後から「ダークアース」で軽くウェザリングしています。

動力台車はGMのT台車の側梁を移植しています。
動力を選定した時にも書いた記憶がありますが、この動力(TM-13)は車軸間がピッタリなんですよ。

輪軸の端部がはまる凹みの部分だけ干渉しないよう拡幅する必要はありますが、それだけの小加工で設置することができました。

そんなわけで、床下完成で5200系製作は大きく前進。
車体側の工作を再開しましょう。

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