桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

上田のラッピング車を作る~その5
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さてさて。
写真が少ないのでザクッと進んでいますが、上田のラッピング車製作記も今回で第5回。
ほぼ完成形までもっていきます。


ラッピングに使用するのは"あまぎモデリングイデア"さんから発売されている「上田1000タイプデカールセット」。
先頭部の帯やロゴ、客用扉のラッピング、ワンマン関係のステッカーまで全て封入されています。

帯などは塗装しているので今回使うのはキャラクター部分とワンマン関係標記のみ。

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マークセッター・マークターを使用してコルゲートへ馴染ませていきます。
あまり力を入れすぎるとデカールが伸びてしまい、せっかくの柄が歪んでしまいます。
(やりかけました苦笑)

綿棒は転がした方がいいようですね。

一通り貼り終えたら念のため一晩しっかり(実際は日中は仕事なので丸一日ですが)乾燥させ、トップコートを吹いています。
トップコートを吹いたらあとはもう組み立てるだけ。

ガラスを嵌め、ライトカバーを入れ、ライトユニットを嵌めこみます。


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全てを組み込んだら床を入れる前に事前に塗っておいた排障器を取り付けます。
色は自前の明灰色で、ホワイトにGM9番を入れてかなり白に近いグレーを作りました。
東急時代はGM9番に近いグレーですから、この差は大事です。

ちなみにクーラーも「GM14番」ではなくこの明灰色で塗っています。
昔の東急車は間違いなくGM14番なのですが、最近の出場車やこの上田1000系はどうもかなり明るいグレーで塗装されている気がします。

時代を経てカタログカラーの統廃合や混合物の変化等で変わってきているのでしょうか。
実物の変化原因がなんであれ、とりあえず目立つようであれば再現したくなる性です(笑

しっかり固定してから、排障器に干渉しないように床板を切除。その上で床板を嵌めこみます。
なんだかんだで床板は脱着することがあるので、「干渉せず取り外しができる」ことを重点課題としています。

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この後、作業中に剥げてしまった部分などをタッチアップすれば作業終了です。

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