桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

【甲府モデル】長野電鉄ED5001製作~その3
少しづつ更新をしているED5001型製作記ですが、工作が停滞している間に記事更新の方が追いついてしまいそうで戦々恐々としています。
手を動かせばいいだけの話なのですが(苦笑

前回記事はルーバーの開口と外枠を作り込んだ所で終わっていましたので、今回はルーバーを嵌めていくところなぞ。



今回の特製素材は「グリーンマックス東急7000系キットに着いてくるアレ」です。

もはや出どころが分からなくなっていますが、福島交通の顔やら9000系の顔やら7915Fの顔やらと先頭部側板がセットになっているランナー。
鉄道コレクションなどが充実した結果、今となってはデッドストックとなってしまったこのパーツを今回使ってしまう事にしました。

まったくもって創造の範囲内の使い方ではありますが、コルゲート部分を切り出して現物合わせて幅丈を調整。
開口部に嵌め込んで瞬着で固定すればルーバーの完成です。

バルクで東急8500系や東武10000系あたりの側面パーツを購入してきても良いのですが、今回はコストダウンと作業時間短縮のため余りパーツの有効活用。本来のルーバー形状とコルゲートは似て非なるものではありますが、雰囲気が再現できれば良しとしました。

あ、そういえば0.3mm角のプラ棒を使って雨樋(というより、側面と屋根材の境目の凸部)も再現してみました。雰囲気重視ですが、ツルっとしているよりかは雰囲気抜群です。
0.3mmのプラ角棒を接着して、そのままでは厚みがあり過ぎるのでペーパーでなめて少し半分くらいの厚みまで薄肉化しています。
このちょっとひと手間が上手くいった時が楽しいんですよね。



側面が出来上がったら今度は屋根。
製品の屋根板にパンタ取り付け穴が開けてあるのが非常に助かります。

パンタの位置がサックリ決まりますので、それをベースに配管が通る箇所を決めていきます。


▲意外とネットでは屋根の写真が見当たらなかったので、資料写真。

機関車の屋根上をマジマジと見る機会もあまり無かったりするので一般的なのか珍しいのか分かりませんが、配管が5本も通っています。
直流電車の配管は何度かやっていますが、これはかなりやりごたえのある作業に…



5本が交差することなくまったく同じ経路を通っているので、ある程度進めたらマスキングテープで固定しつつ曲げを進めてみました。
もう一度やれと言われたらもの凄く気が進まない作業で、「曲げ間違えたからやり直し」すらやりたくなくなります(笑

という訳で次回は屋根上をゴテゴテ盛っていく作業を進めたいと思います。

~つづく~

【甲府モデル】長野電鉄ED5001製作~その1
【甲府モデル】長野電鉄ED5001製作~その2




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