桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

733系製作記その5~M1車着手
先頭車クハ733-3100に先が見えてきましたので、2号車となるM1車=モハ733-3100に着手していきます。

クハ733同様、妻と側の接合部に刃を入れて車体を4枚に下ろします。
まずはこの状態で下拵えをしていきましょう。




腰部・幕部のビードを削り取って平滑にした後、裾から5mmの位置(731系でも折れの頂点となっている位置)でグイッと車体を折り曲げています。



2枚の側板のうち、1枚(札幌駅基準で南向きとなる方)は方向幕の移設を行っています。
また、ルーバーはサイズ・形状とも違うため瞬間接着剤で埋めてしまっています。

勢いが衰えぬうちに、とばかり小樽方先頭車となるクハ733-3200の製作にも着手しています。
接着には溶着剤を使用しているため、どうしても安静にさせる時間が必要です。
その待ち時間に進めているような感じですね。

お蔭でクハ733-3100の製作よりもサクサク進んでいる感じはありますね。

まずは宣言通り3両組で完成させる(各所のディテールは最終目標のため3000番台とします)ため、作業を進めていきます。

~つづく~

733系製作記その1~解体と下拵え
733系製作記その2~続・側板の加工
733系製作記その3~頭の製作と、接合
733系製作記その4~Tc1車仕上げ

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