桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

キハ183系最後の冬~その2
北見駅前で投宿し、まったり過ごすことしばし…札幌を17:30に出発した下り特急オホーツク3号がほぼ定刻で走っていることを確認して夜の北見駅に見物へ繰り出ました。


▲オホーツク3号の乗車位置案内。増21号車もばっちり表示。@北見駅

▲札幌から4時間半走り続けて、終点網走まではもう一息。 @北見駅

この列車も5両編成で走ってくれました。
翌日の大雪2号~1号~オホーツク4号が5両編成かつ新特急色キロ混みで走ってくれることが判明したため、急遽の工程変更。
復刻新特急色が走り始めてからはつい同車を狙ってしまうので、いつどの列車に組み込まれるかが全く読めず「出たとこ勝負」での移動が多くなりました(苦笑


▲オホーツク1号 @北見駅

という訳で朝は早々に宿を引き払い朝一の下り列車で一路網走を目指します。
網走からの上りオホーツク1号の到着を待ち、もはや貴重となったキハ40系2両編成に乗り込みます。



網走に着くとすでに大雪2号(前日のオホーツク3号)は1番線に据え付けられ、出発を待つばかりの状態。
こちらも急ぎ撮影会状態の人波に加わります(笑
…といってもやはりそこまで劇パという訳でもなく、穏やかに撮影できたのは幸運でした。

定期列車最後の乗り納めは始発駅から全区間通しで…ということでわざわざ一旦網走駅へ行ってからの折り返し乗車。フリー切符ゆえの自由度ですね。


▲遠軽駅でうっすら残る名寄本線の痕跡とともに。 @遠軽駅

途中でシカの洗礼を受け、終着旭川駅には5分遅れで到着。
5分遅れならほとんど定刻で到着ですね。

とはいえ乗車予定だった石北線下り普通列車(余裕時分5分)は定刻で出て行ってしまったため、駅前に出てタクシーを拾いまして…




逆光覚悟でもう一度行きたかったポイントへ。
昨年の夏に行ったものの、タイミング的に183系は撮れずロイヤルエクスプレスを撮っていました。
一面の雪に覆われているため、予想以上に明るさを保ってくれたため、あとは編集でなんとか見れるレベルに。
これにて私自身のキハ183系の沿線撮りは終了しました。

あとは当麻駅に出て列車を乗り継ぎ札幌へ…





飛行機の時間ギリギリまで粘り、最後の最後まで粘ってオホーツク3号の苗穂出庫と札幌発車を見送ってから本当に帰路につきました。

最後まで新特急色先頭車(183-8565)を見ることは叶わず、5両揃ったHET編成でした(笑

定番の場所ばかりではあるものの、「日常の顔」をしたキハ183系と良い流れでお別れが出来た気がします。

■ところで…

キハ+キロ3両+キハの5両編成だった予定の「キハ183系オホーツク」号。

https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/230322_KO_last183.pdf

ラストラン列車の「増結のお知らせ」という聞いたことがないプレスリリースが発表されました。発売と同時に売り切れた同列車の指定席が増えることとなりますが、今回も即完売なんでしょうね。

それにしても(キロの両数は置いておいて)7両編成の特急オホーツクなんていったい何年振りでしょうか。回送列車を含めれば、6両まではTLで見かけた記憶もありますが…
こうなって来ると、今からどこで撮ろうか真剣に考えなければなりません(笑

今週末の「キハ183系北斗」号・「キハ183系ニセコ」号をはじめとして3週間に渡るラストラン企画が無事に終わることを祈るばかりです。

~おしまい~


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