"鉄道模型"カテゴリーの記事一覧
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TOMYTEC製103系3000番台への小加工続きです。
室内灯を付けないのでなんとも目立たない点ではありますが、室内にも簡単に手を加えてみました。
ロングシートの端部に仕切りがあり旧国の座席のような様相を呈していますので、これを全て切除してロングシートっぽく。
大ざっぱに切り取った後から簡単にヤスリがけをして整えています。
ガイアノーツのニュートラルグレーⅢを全体に吹きつけた後、シートモケットを青で筆塗り。
薄くても2~3回に分けて塗れば透けなくはなります。
運転台の仕切りはMr.ColorのRLM78ライトブルーで、運転台はガイアノーツのエメラルドグリーンで塗っています。
もうちょっと似たような色があれば良かったのですが、わざわざ調色するほどでも…と思ってしまった結果の配色。
それらしくはなった…かな?(苦笑
上から覗き込んだ時にどうしても見えてしまう床の色が成型色でなくなっただけでも大きな違いにはなりました。 -
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先日ご紹介したTOMIX115系1000番台の小加工。
http://srcfactory.blog.shinobi.jp/Entry/417/
塗装面でも色々小加工をしましたのでそちらもご紹介を。
まずTOMIXは「国鉄仕様」で出ていますので窓のフチゴムはグレーになっています。
一方で今回やろうとしているJR仕様は黒いフチゴム。
KATOさんでは取り換え用パーツが出ているようですが、TOMIXにはそれはありません。
あっても無くても結局変わりはしないのですが、自前で筆塗りしていきました。
久々にフチゴムの塗装をやりましたが、やってるうちにコツも戻ってきてうまいこといくようになりました。
その中で…
なんとフチゴムが未塗装のガラスを発見(笑
塗ってしまうのでまったく気にならないのですが、このような個体差はよくありませんね。
フチゴムの塗装は慎重にやるため1両あたり結構時間がかかってしまい、結局数夜に分けての塗装。
それでも15両分を塗り終える頃には肩コリを感じるまでになってしまいました(笑
屋根周りに関しては屋根板・クーラー・ベンチレータ―を再塗装。
ベンチレータ―は調色して少し青味がかったグレーを作成しました。
昔のウィンの101系などよりかは青くないですが、光の加減によっては青味がかって見えますので個人的にはこの色が気に入っています。
ここまでくれば後はウェザリングと各部色差し、組立のみ。
果たして今週末までに完成させられるか…っ!? -
さて、前回の最後に書きました「机の脇に積まれた15両」の加工を本格開始しました。
車両は先だってTOMIXからリニューアル発売された「国鉄115系1000番台」。
Aセット(7両)・Bセット(4両)・増結セット(4両)の15両を購入し、JR仕様として改造することに。
97年春まで数年間を熊谷市民として過ごし、東京へ出る際にはほとんど115系でした。
10両なら211系、11両なら115系、と子供ながらに覚えていた記憶が残っています。
そんなわけでTOMIXのリニューアル発売を機に思い出の15両編成を所持しよう、という魂胆なのです。
2011年夏にKATOから発売された115系1000番台新長野色にはジャンパー線を再現したのですが、今回も同じ加工をすることにしましょう。
※下記エントリー参照※
http://srcfactory.blog.shinobi.jp/Entry/378/
今回の特選素材はこちら。
トレジャータウンから発売されている113/115系用ジャンパー栓(三連タイプ・ホース付き)です。
初めて使うので、取り付け足のようなものがあるものの一体どうやって使うの…?という状態。
色々悩んだ挙句、足の部分をヤスリでがっつり削ってみました。
足の部分は3つの栓を繋いでいるのですが、それが千切れそうなギリギリまで削り込んでみました。
これを車体へと接着してみます。
0.8mmで運転席側アンチクライマーの下部に穴を開け、そこから瞬着を流し込んでいます。
製品の塗装を生かしたままにしたいので白化しにくいタイプの瞬着を使用しているのですが付けすぎるとやっぱり白化しますから怖い怖い(苦笑
無事に周囲を白化させずくっついたのでホース部分をくるんと曲げます。
ここはもう「個人の感覚しだい」といったところで写真と見比べながらふんわりとした曲線を作ります。
曲がったところで塗装をしてしまいます。
上写真ではすでに栓の部分を塗ってしまっています。カラーはFARBEの「緑色2号」。車体のタッチアップには厳しいですが、TOMIXの車体色とはかなり近いためこうした部分なら違和感はあまり感じません。
さて、今回の特選素材…と銘打ったものの手に入ったのは1個だけ。タイミングが悪かったのかどこも品切れでやっと1個を確保できたのみ。
しかしできることなら11両/15両それぞれの下り方Tcにジャンパ線を取り付けたいため(どうせ7両で運転するつもりはないので今回は黙認)、もう1両加工しなければなりません。
そこで生きてくるのが…
http://srcfactory.blog.shinobi.jp/Entry/375/
↑この時に取り外したKATO115系のジャンパー栓パーツ。
丁寧に切り外して保管しておくものです(笑
写真左がトレジャータウン、右がKATOジャンパー栓+0.3mm真鍮線による加工です。
ホースの太さですが、新長野色加工時は0.3mmの真鍮線で十分満足していました。しかし
こうして比べてみると明らかに「太さが足りない」。
次回加工車からは0.4mm以上の真鍮線の使用を検討してみなければならなさそうです。
「栓」の印象はトレジャーが金属だけあってゴツく、KATOのは対象的にスッキリした感じに。
どちらが好みかといわれると難しいとこですね。
ゴツさゆえの「後付け感」もあればスッキリさの「物足りなさ」も。
ただホースの太さを変えればKATOの栓流用でも見栄えは向上するかもしれませんね。
上記加工時にはすでに施工していたのですが、各種標記類の追加を行いました。
TOMIXで惜しいのは転写シートが車番のみで他の標記類がなく、汎用性は高いもののどうしても物足りない。一方のKATOが車番固定で標記が印刷済みというのは大きなポイントでしょうね。
今回、7両は宮ヤマ所属、4両2本は髙シマ所属としました。
「髙シマ」に関しては115系用ずばりを手に入れられず、165系用を流用しました。よーく見ると定員が2ケタなんです…orz
とりあえずボディの加工は完了。屋根・屋上機器の再塗装に移るとします。 -
さて唐突ではありますが、2012年初の落成車両のご紹介。
※たまでんクラブblog http://tamaden-club.sakura.ne.jp/index.php?itemid=671 でも同じネタを執筆しました。
種車はこちら。グリーンマックス製の107系0番台日光線カラー。
数年前、立ち寄った模型店で新品1890円で手に入れたT車セットです。スリーブの色褪せ具合は凄いものでしたが中身には全くの問題なし。
しかし勢いで買ったものの107系は107系でも同車が運行されるのは日光線オンリー。
同じ北関東でも埼玉県北・群馬…及び高崎線・上越線系統が趣味の私としてはちょっと範囲外。
そのため数年の間寝かしていたのでした。
それを先日開催したたまでんクラブ新春運転会へ向けて「何か新作を」と考える中で活用させるに至ったというのが現実ですね。
そんなわけで早速色を落として塗っていきます。
下地・成型色がアイボリー系で塗りやすいのもまた良し(笑
塗装完了っ!
JR東日本では烏山線のキハ40が一般色に塗りなおされていたりしますが、そんなノリの塗装ですね。
107系が国鉄色になったら…という妄想を実現。
実際にやるとしたら窓周りのブラックフェイスをどう処理するかが気になるところです(笑
○色に関して
オレンジはGMとFARBEの黄かん色を1:1で混ぜてみました。GMの色より少し暗く、FARBEの色より少し明るく。そんな色合いを目指しました。
緑はFARBEの緑2号をそのまま使用しています。
いきなり運転会の写真です(汗
あまりにも突貫工事(2日間)のため写真をほとんど撮らず…
熱中してしまうと写真を撮り忘れてしまうのは悪い癖ですねorz
色を変えた以外は他に大きな加工はしていません。
追加パーツ等もうちょっと手を加えてもいいかもしれませんね。
最後にチーム湘南色の集合写真を(笑)
やはり一番違和感がありますねw
今回の107系塗り替えに関してはJR西日本地域色カラーの「広島(黄)色」や新長野色など色々パターンは考えていたのですが、一番「ありそう」な路線を攻めてみることにしました(笑
なかなかいい結果に転がったんじゃないかな~と思ったり。
安く素材が手に入ったらまた何か挑戦してみるとしましょう。
最後に動画を貼って〆とします。
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少し前に購入していたTOMIXのED79-50。
2008年に撮影した唯一の50番台の写真を見てもやはり「汚れている」の一言に尽きます。
※撮影:2008年3月@木古内駅
これはやはり綺麗なままにしてはおけない、ということでウェザリングついでに色差しと小加工、ウェザリングをして運転会へ出してもいい(当社比)レベルにしてみました(笑
まずは高圧配線・パンタの碍子への色差しから。
ネットで色々調べましたが汚れすぎてて元が何色かわからないことの方が多く閉口しました。
結果としては「緑…かな…?」という結論に達し、ガイアの「エメラルドグリーン」にて色差ししました。
次いでジャンパ線やブレーキホースを取り付けていきます。
2位側は車体~スカート間を繋げるジャンパ線があるため少々厄介。
ジャンパ栓の下部に斜めに0.4mmの穴を開口、0.3mmの真鍮線でジャンパ線を捻り形作ります。
ブレーキホースにはこのパーツを使用。
TOMIXの分売パーツでEF63用のブレーキホースです。
EF63用に2個つながったものですのでこれを切り離し1個ずつ使用しました。
取付穴は0.6mmのドリルで開口し、接着剤で止めるのが良いようです。
加工完了後の姿が上の写真です。
2位側は車体に穴を開けた後に開放テコを取り付け直し、その上からジャンパ線を設置しています。
1位・2位ともに向かって左側に設置されたU字型のケーブルはブレーキホース設置の前に取り付けています。
色々調べましたが、この位置関係が基本のようで。
ウェザリング後の姿を大きい写真で載せてみました。
海峡線のED79はドロッドロに汚れていますし(上の方で碍子の色がわからない、とボヤきましたが。。)、さらに個人的にこれぐらいの方が落ち着く汚れ具合…(笑