桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

鉄道コレクション東急3000系3003F落成
2018年2月に電車市場(総合車両製作所)から発売された鉄道コレクション東急電鉄3000系(2代)。
購入して早々にN化して走らせたきりで、車番も入れなければ行き先表示も貼らず、塩漬け状態が続いていました。


▲2018年2月の運転会にて

製品は「クハ3100+デハ3400+サハ3500」の3両セットで、目黒線6両編成を組むにはクハ3100でクハ3000を代用することになります。
外観上目立つ差異といえば屋根上のアンテナの有無ですが、もう一つ大きな違いが「幕帯の白い平行四辺形」の向き。

この平行四辺形は全車同じ向きに傾いているデザインのため、3100代用のクハ3000では1両だけ向きが異なる状態になってしまいます。

これがどーにも気になって、帯を塗り直さない限りは他の作業も進められん…とほっぽりだすこと早3年。
一念発起して塗装により力業で平行四辺形の向きを修正してみました。

上段が製品のままのクハ3100(日吉方)、下段が塗り直しを行ったクハ3000(目黒方)です。

これだけの差なのですが、白・赤・紺と3色も塗らねばならず費用対効果はいかほどのものか…と思いつつ、編成にして向きが揃うのはやはり気持ちいいものです。

※保有している3編成分の塗装作業が終わってから帯インレタが発売されているのを知って愕然としたのはまた別の話…





地下鉄直通らしく、という事で屋根全体をブラウンで汚した後、パンタ回りはブラックグレーでウェザリング。
パンタシューは個人的な好みで蛍光グリーンとしました。



車番はトレジャータウン、行き先表示ははるを製作所のインレタを使用。
他の鉄コレでもそうなのですが、車番はインレタで再現した方が実感的になります。
この3000系の場合、側面はSUSプレートの上に車番があるのでステッカーで十分。
一方で前面は数字が貼られているのみのため、インレタを転写した方が実感的な雰囲気をえられます。

インレタ購入によるコスト増も馬鹿にならないのですが、ハマるとやめられないというやつでしょうか。

実車の方はというと相鉄直通がついに射程距離圏内に入ってきて、8連化用の増備車が登場しました。登場から20年以上が経過して少々心配ではあったものの、直通後も目黒線を走り続けてくれるようです。
そんな時勢ではあるものの、今回は行き先を「各停浦和美園/各停武蔵小杉」に設定。
2021年にもなって2008年以前をイメージして製作しています。武蔵小杉~日吉間の延伸ももう13年も前になってしまうとは…

今回、床下機器は一切いじっていないため、暫定処置ということでウェザリングは行わず。
機器の並べ替えなどめどが立ってからまたウェザリングしてみたいと思います。

~閑話休題~
KATOから5050系4000番台が発売され、そこから5080系を作成したのは更に遡った2015年の事でした。
・KATOから作る東急5080系~その1
・KATOから作る東急5080系~その2
・KATOから作る東急5080系~その3
・KATOから作る東急5080系~その4

KATOの5000系シリーズのバリ展もトンと音沙汰がなくなり、5080系は未発売。
作ったので製品化されるだろうという予想は覆されていないままです(笑


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