桜咲車両工場ブログ支区

桜咲車両工場の別館。 工作記録を中心に、名古屋から鉄道まみれの日々をお送りします。

北海道旅行~2022夏~その8(終)
【旅程4日目つづき】
前回、ザ・ロイヤルエクスプレスの回送を撮影して石北本線での撮影時点では旭川付近に居たのですが、この日の泊地は苫小牧。旅程5日目の移動を少しでも楽にするため、苫小牧の宿を予約したのでした。しかし旭川からは約180km…近いとは言えない距離を移動せねばなりません。
まともな時間に到着できるよういそいそと旭川を離れ道央自動車道を西進しました。

といっても夕方~夜の時間にかけて混雑するであろう札幌近郊へ突入するのもあまり気のりせず…
高速自体は岩見沢ICで降りて国道234号線へ。室蘭本線とともに南下し安平町を目指しました。
※一般道ではあるものの交通量もあまり多くなく、ところどころにセコマがあって休憩もでき、意外と快適ルートでした。




追分駅にもほど近い「道の駅あびら D51ステーション」に保存されているキハ183-214に3年ぶりに御挨拶。(写真以上に真っ暗でしたが…)
200番台の国鉄色という現役時代には存在しなかった組み合わせですが、貴重なスラントノーズの保存車です。
同道の駅で保存されているD51型320号機と異なり屋外保管(冬季はブルーシート掛け)のため保存状況を心配していたのですが、現在も比較的良い状態で保存が継続されています。
保存車がほとんどいない(というかゼロ?)同形式の貴重な保存車ということでありがたい限りです。いつかもう一度クラファンをやって、とかち色になったりしませんかね…
【旅程5日目】
苫小牧に泊まった翌日は、ついに北海道を離れるため南下を進めなければなりません。
同日中に函館港に着けなければ、本州に渡る事が出来なくなるというタイムリミット付きの行程となります。お盆休みということもありフェリーも需要旺盛で予約に結構難儀したうえ、宿は新青森駅前で予約。まだまだ距離があるのにタイトな日程…なのですがまだまだ単純に南下していく訳には行きません。



朝イチ、苫小牧駅で281系充当の北斗2号を迎撃。
この日、何の気になしにキハ143系を撮影していましたが、帰宅後にまさかの置き換え発表。
串刺し写真ではあるものの「油断せず手あたり次第に撮っておく」ってのはやはり重要ですね。。



札幌泊だと撮りに行くのがなかなか億劫な一日1本の「特別快速エアポート」と朝限定の空港からの普通列車の交換を撮影。苫小牧に泊まり、かつ北斗2号撮影のため早朝始動したゆえの収穫ですね。
※新千歳空港AM6~7時台発車の列車は普通列車で、AM8時以降が快速エアポートとなる(2022年時点)

新千歳空港へお土産諸々の買い出しへ行く必要があり、(撮影も兼ねると)車より鉄道の方が効率良いよね、ということもあってこの旅唯一の鉄道利用をしたのでした。





無事にチェックアウトも済ませ、日中のキハ261充当の北斗が走り回る時間を使って順次南下。
引退間際のキハ281系特急北斗も無事に撮影することが出来ました。

ちょうどこのタイミングで復刻塗装となったキハ281-901が五稜郭を出場したという情報も流れていましたが、さすがに渡道期間中に本線に出てくることはなく。
営業運転に入って以降は引退まで渡道する機会も得られず、結局見れず仕舞いの復刻塗装になりそうです。

北斗系統と言えば「キハ281のスーパー北斗とキハ183の北斗」という世代で、キハ183北斗の乗り収めもしてるので悔しくないんだから!…というのは苦しい言い訳ですね。。()

森駅で北斗14号を撮影以降、急激に雨が強くなって撮影どころではなくなり、後続の北斗16号の撮影は諦めて函館港フェリーターミナルを目指したのでした。

函館港から青函フェリーで青森上陸、新青森駅前で一泊の後に秋田へ抜けてひたすらに南下。
国道7号線~日本海沿岸東北自動車道~北陸道~上信越道~長野道~中央道経由にて名古屋へ帰還。

長野県内、更埴JCTや岡谷JCTのあたりまで来るとだいぶ近所まで来た気がするのは、普段の移動範囲がおかしいからに他ならないものの、北海道から自走してきた事を考えると。まぁかなり近所と言えなくもないです(笑

googleマップは載せていいのかよく分からなかったため地図アップは避けますが、1週間で約2660kmを走った計算になりました。
一部で行ったり来たりしたり、道に迷った分を加えれば2700kmの大台には乗りそうです。

そんな訳で初となるマイカー北海道上陸旅行は無事に無事故無違反で終える事ができました。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

最大の問題は、この記事を書き終わるまでの間にさらに2回も北海道へ行っているということ
模型の方も多少作業していますので、全然追いついていません。。。頑張ります。

~おしまい~

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